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もはや人間としか思えない...自然すぎる音声AI登場!OpenAIが「聞く」と「話す」を同時にこなせる音声モデルGPT-Liveリリース

他にも...中国からFableに迫るAIモデル「Kimi K3」発表!Fableの地位が早くも揺らぎ始めている

NoLang運営チームよりお届けしている、Mavericks AIニュースをご覧いただきありがとうございます!

今月に入ってから筆者がNoLangの開発に注力していた関係で、3週間ぶり、かつ分量を抑えての配信となりますが、どうか最後までお読みいただければ幸いです!

1. 直近のビッグニュースTop 3

① 音声対話AIがいよいよ人間の領域に踏み込んできた。OpenAIが「GPT-Live」をリリース!

OpenAI社が米国時間7月8日、音声対話AIモデル「GPT-Live」をリリースしました。今年の同社の発表で、個人的にこれほど衝撃を受けたものはありません。是非以下の投稿をご覧ください!

従来の音声対話AIはターン制を前提としており、「話す」「聞く」「検索」のどれか一つしか同時にこなせませんでした。一方でGPT-Liveはこの制約を取っ払い、「話しながら聞く」など、処理を連続的かつ同時に走らせることが可能です。その結果、まるで人間と喋っているかのようにスムーズに会話してくれるほか、以下のようなタスクもこなすことができます:

  • ユーザーの喋りに割り込む(「聞く」+「話す」)

  • 同時通訳(「聞く」+「話す」)

  • ユーザーと会話する裏側でweb検索を走らせ、検索の待ち時間を感じさせずに回答(「聞く」+「話す」+「検索」)

OpenAIの図を元に筆者作成

ベースモデルもGPT-4系からGPT-5.5に刷新されました。軽量モデル「GPT-5.5 Instant」水準の知能を持ち合わせており、長時間の会話での破綻が劇的に減ったと感じます。

ただ、あくまで「いつものChatGPTが音声の世界に具現してきた」という感覚は拭えません。徹底的に中立で言い切りも避けてくるため、会話していて飽きない友達のような存在にはまだ程遠いのが正直なところです。

とはいえ今回のリリースは、2027年の出荷を目指して、元Apple社のジョニー・アイブ氏と共に開発を進めている音声ファーストの新AIデバイスを見据えた布石と考えられます。今後の発表に一層注目したいところです。

② 中国からFableに迫るAIモデル「Kimi K3」発表!Fableの地位が早くも揺らぎ始めている

中国のMoonshot社が、新AIモデル「Kimi K3」をリリースしました。フロントエンドの開発能力を計測するベンチマークでClaude Fableを大きく上回るスコアを叩き出し、Axiosは「世界にショックを与えた」と報じています

AI性能を総合的に評価するArtificial Analysis Intelligence Indexでは、Claude Fableには及ばないもののOpus 4.8およびGPT-5.5と同等の性能とされており、開発・研究コミュニティでも高く評価されています。

今月27日にはモデル重みも公開予定で、実現すれば、総パラメータ数2.8兆の世界最大オープンウェイトモデルとなります。米国と中国、さらにはクローズドモデルとオープンモデルとで、フロンティアモデルの性能差が一層縮まっていることを示した形です。

他方、7月9日に一般公開されたGPT-5.6も、Claude Fableに迫る性能と評価されています。私自身も両モデルを愛用していて、GPT-5.6 SolがFableより良い回答を導き出すことも多く、性能差はかなり縮まった実感があります。

GPT-5.6のモデル群。大型のものから、Sol, Terra, Lunaという名前がついている
OpenAI

こうした競争激化の影響を最も強く受けているのがAnthropic社ではないでしょうか。元々サブスクリプション枠では米国時間7月12日までの限定公開とされていたClaude Fableは、2回の期間延長を経て、今後も同枠で提供され続けることとなりました。「危険すぎるAIモデル」としてClaude Mythosが発表されたのは今年4月のことですが、Anthropic社が築き上げてきた優位性は早くも揺らぎ始めているようです。

③ OpenAIがAIエージェント特化の入力デバイス「Codex Micro」を販売開始!

OpenAI社が米国時間7月8日、同社初のハードウェア製品「Codex Micro」を発表しました。Codex専用の入力デバイスであり、スキルの起動や実行の承認、推論レベルの調整など、AIエージェントで頻繁に使う操作をボタンのクリックやダイヤル操作だけで素早くこなせます

クリエイター向けに個性的なキーボードを開発していることで知られる、カナダのWork Louder社との共同開発で、230ドルという価格にも関わらず、即座に完売しました。

いわばギーク向けのプロダクトであり、同社がジョニー・アイブ氏と開発を進めている新AIデバイスとは異なります。とはいえAI技術の発展が安定化してきた現在、PCやキーボード、スマホとは異なる、AI時代にふさわしいデバイスの姿が定まってきていることは確かでしょう。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。来月にかけて引き続き、配信頻度が不定期になる可能性がありますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


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