• Mavericks AI ニュース
  • Posts
  • 皆が待ち望んだ画像生成AI「Nano Banana 2」リリース!あのNano Banana Proを速度・コストで圧倒しつつも無料提供

皆が待ち望んだ画像生成AI「Nano Banana 2」リリース!あのNano Banana Proを速度・コストで圧倒しつつも無料提供

他にも...SVGに特化したAIモデル「Arrow 1.0」リリース!Claude・GPT・Geminiを圧倒

NoLang運営チームよりお届けしている、Mavericks AIニュースをご覧いただきありがとうございます!

1. 直近のビッグニュースTop 3

① Googleが「Nano Banana 2」をリリース!速度2倍・コスト半分、無料版でも利用可能に

昨年11月にGoogleがリリースしたAI画像モデル「Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)」は、サムネイルや図解など、テキスト入り画像を驚異的な精度で出力することが可能であったことから、業界に衝撃を与えました。

そのGoogleが米国時間2月26日、新たにAI画像モデル「Nano Banana 2」をリリースしました。別名「Gemini 3.1 Flash Image」と呼ばれ、Google社の公式発表を意訳するなら「Nano Banana Proの出力品質の高さと、Gemini Flashの速さのいいとこ取りをしたモデル」です。

Nano Banana Proに匹敵する描画能力を有し、テキスト入りの図解画像をほとんど字崩れすることなく生成できるほか、14体のキャラクターを画像で指定し、全員を正確に登場させるといった複雑なタスクもこなすことができます。

Nano Banana 2の使用例。画像で指定した14体のキャラクター全員を、正確に登場させられている
Google

もっとも私の印象としては「匹敵」に留まり、Nano Banana Proを超える出力品質が得られることは稀です。SNS上でも同様の評価が多く見られ、画像生成AIのフロンティアを押し上げるようなモデルではなかったと言えるでしょう。

他方、速度・コストの改善は着実です。APIやGeminiアプリでの生成時間は15〜30秒程度で、単純な比較は難しいものの、私の環境ではNano Banana Proと比較して約1.5〜2倍の速度向上が見られました。さらに1K画像の出力価格も約10円と、Nano Banana Proの半分です。

Nano Bananaシリーズの料金比較。出力価格(画像)の比較から、画像出力そのものにかかる料金は、Nano Banana 2($60.00 / 1M tokens)がNano Banana Pro($120.00 / 1M tokens)の半分であることが分かる。
Gemini料金ページをもとに、Nano Banana 2を用いて生成)

そして改めて、AIモデルのコストは指数関数的に改善されていくことを示唆する結果にもなりました。Epoch AIの今年2月の発表によれば、能力レベルを固定すると、最先端AIモデルの推論コストは、1年あたり約5〜10分の1のペースで低下しているとされています。

固定の能力レベルに到達するAIモデルの推論コストは、1年あたり約5〜10分の1のペースで低下しているとされる
Epoch AIの記事を一部ハイライト)

Nano Banana Proのリリースからわずか3ヶ月で品質を維持しながらコストを最大半減させた今回の発表は、このトレンドにしっかりと沿っています。AIモデルの性能進化・コスト低下はまだまだ留まるところを知らないようです。

💡 Nano Banana 2は、Geminiアプリにて無料で試すことが可能です。詳しくは次のセクションをご覧ください。

② SVGに特化したAIモデル「Arrow 1.0」リリース!Claude・GPT・Geminiを圧倒

AIスタートアップ企業 QuiverAI社が、SVG特化型AIモデル「Arrow 1.0」をリリースしました。ロゴやアイコンなどに広く使われる、拡大しても劣化しないSVG形式の画像を、GPT、Claude、Geminiといった最先端AIモデルよりも遥かに高い精度で生成できるとして、大きな話題を呼んでいます。

「自転車に乗るペリカン」についての、QuiverAI社のArrow 1.0とGemini 3.1 Pro, GPT-5.3 Codexの生成結果比較(a16zの発表をもとに作成)。

SVG画像は一般的なAI生成画像(ピクセル画像)とは異なり、プログラムで表現される画像であることから、事後編集を正確に行うことができます。もちろん以下の投稿で紹介されている通り、AIで編集することも可能です。リアルタイムにお絵描き形式でSVG画像がレンダリングされていくUIも大変面白く、是非ご覧ください。

プログラムで書かれている利点は他にもあります。例えば以下のように、生成したSVG画像に アニメーションを付与して動画化することも可能です。

開発元であるQuiverAI社についても触れておきましょう。同社は今回のリリースと同時に、米ベンチャーキャピタルa16zをリードとする、シードラウンドで830万ドルの資金調達を発表したスタートアップで、共同創業者のJoan Rodriguez氏はSVG生成AI研究の世界的トップ研究者です。

同氏が公開したオープンソースのSVG生成モデル「StarVector」は4,000を超えるGitHubスターを獲得しており、「Built by researchers. Made for designers」をコンセプトに、研究力を武器にAIモデル・プロダクトの開発を行っていくようです。

SVG生成のベースとなる「プログラム生成」は、言わずもがなAIの得意領域のうちの1つです。通常のピクセルベースの画像・動画生成AIの進化をなぞるようにして、 SVG生成においても、プロデザイナーが作成したイラストと遜色ない水準の画像・動画が作成できるようになる未来はかなり近くまで来ているのではないでしょうか。

💡 QuiverAI Arrow 1.0はパブリックベータ版として公開されており、webアプリから無料で試すことができます。詳しくは次のセクションをご覧ください。

③ Claude Codeがスマホから操作可能に!ソファでも移動中でも仕事をこなせる

Anthropic社が米国時間2月24日、AIコーディングエージェント「Claude Code」をスマートフォンなどから操作できる新機能「Remote Control」をリリースしました。作業の進捗をソファから確認したり、電車内や子どもの寝かしつけ中にコード修正を依頼したりと、デスクを離れてもコーディングを止めずに済むようになります。

セキュリティ面への配慮もしっかりなされています。スマホはあくまでもPCへの代理入力画面として機能するだけであり、コードやファイルがクラウドに移動することはありません。スマホからはClaude Codeへの入力と、結果の読み取りができるのみです。

スマホからAIエージェントを操作できるツールとしてはOpenClawも話題ですが、こちらはスマホ等を介してAIにPC操作の全権限を与えることが可能であり、遥かにリスクが高い設計です。Remote Controlはその点、必要最小限の接続に留める堅実なアプローチと言えます。

OpenClawの機能説明。ユーザーが好きなLLMを選び、好きなペルソナを与えた上で、自身のデバイスにフルアクセス可能なAIエージェントを作成することができるが、「フルアクセス」はセキュリティ上の危険を伴い、諸刃の剣である(OpenClaw

さて、最近は非エンジニアの方でも、Claude CodeやCoworkを活用される方が増えてきている印象ですが、そもそもこれらはChatGPTと比べて何が革新的なのでしょうか?

以前のニュースレターでは「一緒に計画を立ててくれる」点について言及しましたが、加えて「今までより遥かに効率よくAIを育成できる」点をおさえておくべきでしょう。

これまでもGPTsやGemsなどのチャットAIにて、カスタムプロンプトを作成したり、ファイルを添付したりすることでAIをカスタマイズできたものの、それらを設定するのは非常に手間でした。一方Claude Codeは、こうした設定をすべてローカルPCのファイルで記述でき、さらにAI自身が設定ファイルを作成・編集できる点が画期的です。

例えば記事執筆タスクで、「情報収集 → ドラフト執筆 → レビューによる修正」というフローをAIにこなしてもらったとします。すると必ず不満が生じダメ出しをするわけですが、そこでの反省をAIに指示して設定ファイルに書かせることで、以後同じようなミスをしないように教育できるのです。

Claude Codeで記事執筆タスクを行う際の、AI育成の具体例

このようなAIの育成は再現性の向上に繋がることから、繰り返しの多いタスクでは特に有用です。情報収集・事務処理など、一日一回あるいは週一回でこなしているタスクを洗い出して、是非試してみてはいかがでしょうか。

💡 Claude Code Remote Controlは現在、ClaudeのMaxプラン、Proプランのユーザー向けに提供されています。

2. SNSで話題のAIツールをピックアップ!

Nano Banana 2 (in Gemini) (https://gemini.google.com/)

  • Googleの最新AI画像モデル「Nano Banana 2」をGeminiアプリから試せるように

  • Nano Banana Proに匹敵する性能でありながら、速度が1.5〜2倍程度早くなった

  • さらに無料でも試すことが可能。まずは右下のモード選択で「高速モード」にして、生成時間を抑えて生成するのがおすすめ

  • ClaudeやGeminiより遥かに正確にSVG画像を生成できる「SVG特化型AIモデル」

  • 「Imagine」でテキストからのSVG生成はもちろん、「Vectorize」モードでピクセル画像をベクター化することも可能

  • 今後アニメーション付与や、タイポグラフィ生成にも対応予定

  • 無料でも1週間に20枚のSVG画像を生成可能

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。
サービス改善のため、アンケートにご協力いただけると幸いです。「ワンクリック」で完了します。

一番ためになったのは?

一番ためになったのは?

Login or Subscribe to participate in polls.

運営元の紹介

株式会社Mavericksは2023年、世界に先駆けてリアルタイム動画生成AIサービス「🐬NoLangをリリースし、現在15万超のユーザーを抱えるまでに成長してきました。法人向けの展開も行い、法人プランのユーザー数は60社を突破しています。また、大手企業との協業や独自開発案件にも着手しており、唯一性の高い価値創出が加速しています。

今後、NoLangを中核に据えながら事業をさらに成長させるべく、エンジニア・デザイナー、営業・マーケティング担当、そして全方位で学生インターンの募集を開始しています。法人営業の担当や、SNS運用などに興味のある方も、ぜひこちらのフォームより一度ご応募ください。

採用ページでは、弊社の実績、求める人物像に加え、メンバーの声をインタビュー形式で掲載しております。興味を持った方はぜひご覧ください。お問い合わせは、[email protected]にて受け付けています。https://

また、私たちはニュースレターだけでなくXInstagramにおいても、開発プロダクトに関する最新情報について積極的に発信しています。こちらも是非チェックしてみてください!