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GPT Storeがついにローンチ! ウサギAIが自分の代わりにタスクを完了してくれる次世代モバイル端末の発表など

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今回は、インパクトの大きかったニュースや注目ツールの紹介に加え、生成AIに対してXユーザーはどのような反応をしているか?という、大変興味深い研究について解説します。

1. 直近のビッグニュースTop 3

① GPT Storeがついにローンチ!

OpenAIが1月11日(昨日)、300万以上のGPTsを集めたマーケットプレイス「GPT Store」をついにローンチしました。

おすすめのGPTsが週替わりで更新され、他にもカテゴリ別のGPTsが掲載されていたり、検索が行えたりします。検索時にGPTsの人気度(チャット回数)が分かるのも嬉しい点です。

一方で、検索アルゴリズムが「部分一致検索」のため思ったような検索結果にならなかったり、特集されているGPTsの数がそもそも少ないなど、今後改善が期待される点も同様に散見されました。

注目されていた収益化については、

  • GPTへのユーザーのエンゲージメントに基づいて報酬が支払われる

  • アメリカから順次開始される

という情報のみでした。続報が待たれる所です。

以上から、現在リリースされている GPT Store は大きな期待が寄せられる一方で、慎重に今後の発展を期待する部分も少なくないバージョンであると思われます。

我々が開発するsayhi2.ai では、自分の欲しいGPTにより届きやすい「曖昧検索」に対応しており、日本のGPTに絞った検索も可能になっています。本家とは異なるUXで、GPTを探してみてください。

② ウサギAIが自分の代わりにタスクを完了してくれる、次世代モバイル端末の発表

AIハードウェアスタートアップのrabbitが、全く新しいモバイル端末 rabbit r1を発表。ユーザーが声で指示を出すと、AIがアプリやサービスを操作して買い物や予約などの用事を済ませてくれるというものです。

百聞は一見にしかず、ということでこちらをご覧ください。画面録画を通して画像生成の方法を教えると、2回目以降はウサギAIにお願いするだけで完了してしまいます。

ChatGPTのようなLLMは、あくまで文章を出力することしかできませんが、rabbit r1に搭載されたAIモデルは、タスクの実行まで行ってくれることが特徴です。rabbitはこれをLAM (Large Action Model) と呼んでいます。

価格はたったの199ドルで、月額利用料も無料。ユーザーが手持ちのSIMカードを挿入することで通信を行えるようになります。

また、搭載予定の各アプリが個別に利用規約を定めていく中で、どの程度の数のアプリが実際に使用可能かは現状未確定ですが、非常に興味深い発表でした。

③ 国産お絵描きツールのAIお手本機能が1日で取り下げ

国産お絵描きツール「アイビスペイント」は描いている絵に応じてAIによるお手本(左上)をリアルタイム表示する「AIお手本機能」を発表しました。

しかし「お手本として他企業のキャラクターが生成される」といった事例がいくつかSNS上で共有され、発表翌日に急遽取り下げられる形となりました。

画像生成AIを巡っては、ここ数ヶ月で様々な話題が浮き彫りになっています。例えば、現在ほとんどの画像生成AIサービスが使用しているStable Diffusionが学習に用いたデータセットは、違法なコンテンツが含まれていると指摘され、削除されたばかりです。

また、12月に発表されたMidjourneyは、「鬼滅の刃」「トイストーリー」など多くの著作権保護された画像を、ほぼ完璧に生成できることも指摘されています。

Stable Diffusionはオープンモデルとして全世界のユーザーに公開されており、こういった「パクリ」を防ぐことは実質不可能です。そんな中、これからどのようにして画像生成AIと向き合っていくべきか、クリエイター保護の観点からも多くの議論が巻き起こっており、未だ結論は出ていません。

今後も注視していくことが重要となりそうです。

2. SNSで話題のAIツールをピックアップ!

SNSで話題になっているAIツールの中から、特におすすめできるものをピックアップしました。後ほど見返すかもしれないという方は sayhi2.ai でブックマークしておきましょう!

※ログイン後、左上の画像内、右上の赤いボタンを押すことで、ブックマークが可能

  • テキストから3Dモデルを生成するサービス「Genie 1.0」を今週公開

  • ラフな3Dモデルをたった10秒程度で作成可能。高品質化には20-30分かかる

  • 無料かつ、サインアップするだけで即使用可能

  • スマホで撮影した複数視点の画像から3Dシーンを作成する機能も提供しておりおすすめ

ただ個人的には、前回のニュースレターで紹介したTripoの方が、使いやすさと待ち時間の短さで勝っているように感じます。

  • PCカメラを使って誰でもVTuberになれるツール

  • 手、指、口などの動きをトラッキングし、リアルタイムでアニメキャラクターが動きを同期してくれる

  • 撮影用カメラなど特殊な機器は一切必要なし

  • 体験版をローカルPCにダウンロードして無料で使用可能

3. 生成AIに対してXユーザーはどのような反応をしている?

生成AIに対して人々がどのような感情を持っているのか、定量的な分析を行う研究はまだまだ少ないです。そんな最中、Xユーザーの生成AIへの反応を職業別に分析した興味深い論文が発表されました。

まず、生成AIについて頻繁に発信している職業のX投稿を見てみると「ほとんどの職業が生成AIにポジティブな言及をしている」ことが分かりました。

下のグラフがその結果です。左上に行けば行くほど、ポジティブ度合いが高まり、赤い点線がニュートラルを表します。ほとんどの職業が、生成AIをポジティブに捉えていることが分かりますね。

また、特に意外だった結果として「AIにさらされている職業ほど、AIに肯定的な感情を抱く」点を挙げています。AIに取って代わられるという危機感から日々キャッチアップを重ねている人は、AIへの解像度が高く、より有効な活用法を模索するといったポジティブな行動を起こすことが多いと分析されています。

さらに詳しく知りたいという方は、こちらの解説投稿をご覧ください。

4. 最近、資金調達を行なった注目企業・ツール

今までとは視点を変え、最近資金調達を行なった注目の企業・ツールを見ていきましょう!

Luma | 資金調達額: $43M (1月9日)

「SNSで話題のツール」として紹介したLumaですが、3Dモデル生成サービス「Genie 1.0」の公開と同時にシリーズBで43Mドルの資金調達も実施しています。

Lumaは、当時UCバークレーのAI研究者だったAlex Yuと、アップル社員Amit Jainによって2021年に設立された会社で、3D分野においてAIを活用したサービスを提供しています。

今回の資金調達以前からAI×3Dのトップランナー的存在であり、スマートフォンで撮影された画像や動画から、バーチャル3D空間を作成することができるアプリやAPI提供を主力としていました。

Lumaは、従来動画から3Dモデルを作成するには、60~1500ドルの費用と2~10週間の時間が必要だったが、APIを使用することで、1ドルと30分で十分になったと述べています(2023年3月時点)。

今回の調達で得た資金をもとに、数千のA100 GPUを用いて新しい3D生成モデルの開発に取り組む方針とのことです。現状生成される3Dモデルは、まだまだ実用的なものとは言い難いですが、画像生成AIが昨年一年間で引き起こした劇的な進化が、3D生成AIにも訪れるのか、目が離せません。

さいごに

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