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ChatGPTが再び世界を変えた!日本語を含むポスター・スライドを圧倒的品質で生成できる「ChatGPT Image 2.0」リリース
SpaceXがCursorと提携!2026年内に10兆円での買収オプションを保有
NoLang運営チームよりお届けしている、Mavericks AIニュースをご覧いただきありがとうございます!

📚 目次
1. 直近のビッグニュースTop 3
① 画像生成AIにとっての、新たな時代の始まり。ChatGPT Images 2.0がリリース!
② SpaceXがCursorと提携!2026年内に10兆円での買収オプションを保有
③ ChatGPTが法人向けに大きく強化。AIエージェントをチームで管理する「Workspace Agents」リリース
2. SNSで話題のAIツールをピックアップ!
① Codex 音声入力
② YouMind GPT Image2 Prompts
1. 直近のビッグニュースTop 3
① 画像生成AIにとっての、新たな時代の始まり。ChatGPT Images 2.0がリリース!
昨年11月にGoogle社が「Nano Banana Pro」をリリースして以降、SNSで「AIで作ったんだろうな」と思わせる画像投稿を目にする機会が一気に増えました。しかしいよいよ、その区別すら困難な時代がやってきたようです。
OpenAI社が米国時間4月21日、画像生成AIモデル「ChatGPT Images 2.0」をリリースしました。以前から限定提供され話題を呼んでいましたが、ついに全ユーザーに向けて正式公開された形です。

(OpenAI)
今回最も注目したいのは、テキスト描画能力の高さです。Nano Bananaをはじめとする従来の画像生成AIでは文字崩れが多い上、特に日本語では決まったフォントになりがちで、どこかAI生成感が漂っていました。
一方ChatGPT Images 2.0では、小さな文字であっても崩れることはほとんどありません。さらにフォントはもちろん、色やサイズ、装飾に至るまで、デザイン性高く仕上げてくれます。

ChatGPT Image 2.0により生成
また、実写画像を取り入れたデザインセンスも極めて高い水準にあります。SNSで流れてきたChatGPTの生成画像を眺めていると、思わず「美味しそう」「行ってみたい」といった感情を引き出されてしまうほどです。バナー画像、ポスター、チラシといった画像生成AIと相性の良いユースケースでは、いよいよ「ポン出し」でも実用的な成果物が得られるようになってきたと言えるでしょう。

ChatGPT Image 2.0により生成
ChatGPT Images 2.0の可能性は、これに留まりません。
お茶の滲んだ手書きのノートやPCのスクリーンショット、使い捨てカメラで撮影したレトロな写真まで、驚くほど正確に描画してくれます。加えて、極端なアスペクト比を持つ画像の生成にも対応しており、ユースケースの幅は一気に広がりました。
生成品質について欠点らしい欠点は見当たらず、速度・料金も前世代のモデルと同等で申し分ありません。もちろんすべてが完璧とはいきませんが、少なくとも「オール4.5」のモデルと言って差し支えないでしょう。
なお今回のOpenAI社の公式ブログでは、AI生成と思われる画像のみを用いて解説がなされており、個人的に衝撃を受けました。同社によれば、「画像は装飾ではなく、伝えるための言語」。要旨が分かりやすくまとめられており、是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。
💡 ChatGPT Images 2.0は無料でも試すことが可能です。ただし深い思考を伴う「Images with thinking」は有料プランユーザーのみに向けて公開されています。
② SpaceXがCursorと提携!2026年内に10兆円での買収オプションを保有
SpaceX社が、次世代の「コーディング及びナレッジワーク向けAI」を共同開発するため、Cursorとの提携を発表しました。
SpaceX社は2026年内にCursorを600億ドル(約9兆6000億円)で買収するオプションを保有し、行使しなかった場合でも、共同作業の対価として100億ドルをCursorへ支払う契約となっています。
なぜこの規模の契約が成立したのか。SpaceX・Cursor双方の事情を見ていくと、Win-Winの構図が浮かび上がってきます。
そもそもSpaceX社は今年2月、AIモデル「Grok」を擁するxAI社との合併を発表していました。合併後の企業価値は1.25兆ドルに上り、今年夏のIPOが有力と報じられています。
しかしxAI社の足元は心もとないのが実情です。AIコーディング市場ではOpenAI、Anthropic、Cursorに大きく後れを取っており、さらにイーロン・マスク氏を除く11人の共同創業者のうち9人が離脱したとも報じられています。
そうした状況でCursorを取り込むことができれば、開発者向けプロダクト、ユーザー基盤、そしてコーディングAIの開発技術を一挙に手中に収められます。そして実際、すでにCursorのプロダクトエンジニアリング責任者2人が3月にxAI社へ移籍しているのです。
他方Cursorは公式発表にて「モデル学習をさらに大きく前進させたいと考えていたが、計算資源がボトルネックになっていた」と述べています。狙いはどうやら、xAIのスーパーコンピュータークラスタ「Colossus」へのアクセスにありそうです。

xAIのスーパーコンピュータークラスタ「Colossus」
(xAI)
Cursorは元々自社モデルを持たず、OpenAIやAnthropicのAPIを介してAI機能を提供する、いわゆる「AIラッパー」型のサービスでした。しかし現在は「Composer」と呼ばれる高速モデルを独自に開発し、Cursor上で提供することで、他社依存からの脱却を図っています。今回の提携は、その開発を一息に加速させる狙いと読み解けるでしょう。
もっとも計算資源の枯渇はCursorに限らず、世界中のAIモデル開発企業が頭を悩ませているテーマです。
Anthropic社は、「Claudeの需要が前例のない速度で伸び、特にピーク時にインフラが逼迫している」と認めています。さらに同社CEOののダリオ・アモデイ氏は「計算資源は年率で3倍に増えているが、経済全体が300%成長するわけではない」と述べ、計算資源こそがAI産業の成長を縛りうる制約だとの見方を示しました。EpochAIの調査でも、AIモデルの学習・推論にかかる計算量はともに年あたり4〜5倍で指数関数的に増えていると推定されています。

Podcastでインタビューに答えるダリオ・アモデイ氏
(Dwarkesh Podcast)
もし買収が成立すれば、10兆円規模のビッグディールになると同時に、AIコーディング市場を激変させる一手となる可能性を秘めています。それだけに、今後の動向から目が離せません。
③ ChatGPTが法人向けに大きく強化。AIエージェントをチームで管理する「Workspace Agents」リリース
米国時間4月22日、OpenAI社が法人向けに「Workspace Agents」を発表しました。2023年11月にリリースされた「GPTs」の言わばエージェント版で、クラウド上にカスタムエージェントを構築し、チームメンバーへそのまま共有できるサービスです。
以下のプロモーション動画にコンセプトがよくまとまっています。是非ご覧ください。
Workspace Agentsが土台に据えるのは、OpenAI社のAIコーディングツール「Codex」です。MCPを介した外部ツール連携、skillsによるワークフロー登録、さらには定期実行まで、エージェント運用に必要な要素が一通り揃っています。
OpenAI社内でも、営業・カスタマーサポート・情報システムと、部門を問わず活用が進んでおり、同社におけるCodexの利用率は85%に上るとも述べられています。

「NoLangスライド生成」で作成
作成したエージェントが担えるタスクの幅は、Claude Codeで構築できるエージェントと基本的には同等です。一方で決定的に異なるのは、エージェント自体が個人PCではなくクラウド上で動く点で、「運用効率」と「安全性」の2点からチーム利用に適していると言えます。
まずClaude Codeで組んだエージェントは、あくまで作成者のPC上での動作しか保証されておらず、PCを閉じている間は動かせません。一方クラウド上で常時稼働するエージェントなら、メンバー間で即座に共有でき、毎日・毎週単位の定期実行も思いのままです。
また、セキュリティ面のアドバンテージも見逃せません。先日発表されたClaude Mythosのような最先端モデルによるハッキングの危険性が叫ばれ、TrivyやAxiosなど主要OSSパッケージへのサプライチェーン攻撃も頻発する昨今、Claude Codeで気軽にエージェントを常駐させることは、決して小さくないリスクを伴います。
その点Workspace Agentsであれば、エージェントはOpenAIのクラウド上の隔離環境で動き、ツール連携やアクションは管理者が事前に許可した範囲だけに絞られます。また仮に攻撃が成立しても、その影響は切り離された領域の中に閉じ込められる仕組みです。

「NoLangスライド生成」の新機能(開発中)で作成。リリースまで今しばらくお待ちください!
前世代に当たるGPTsは、かつて「App StoreのAI版」を掲げて提供された、ToC色の濃いサービスでした。今回の発表は一転して、ToBへの本気度を打ち出すものと読み解けます。
またOpenAI社については、先月時点でChatGPT・Codex・AIブラウザ「Atlas」の3製品を1つのデスクトップアプリへ統合する「スーパーアプリ構想」が報じられていました。先日のCodex大型アップデートと合わせて、その実現にまた一歩近づいた格好です。
💡 Workspace Agentsは、OpenAIの法人プランユーザーのみに向けて提供されています。
2. SNSで話題のAIツールをピックアップ!
Codex 音声入力 (https://developers.openai.com/codex/app)
OpenAIのCodexアプリに音声入力機能が登場。Codexに限らず、画面のどこでもショートカットキーから呼び出せる
文字起こしの精度は類似アプリと比べて高い印象
Mac, Windows双方で提供されており、現在は無料でも利用可能
デフォルトではオフのため、アプリ設定を変更する必要あり

YouMind GPT Image 2 Prompts (https://youmind.com/ja-JP/gpt-image-2-prompts)
2000以上のGPT Image 2用画像生成プロンプトを収録したプロンプト集
カテゴリ分けもなされており、使用シーンやスタイルで絞り込むことが可能
GPT Image 2を利用している方はもちろん、ユースケースを知りたい方にもおすすめ
無料で利用でき、定期的にメンテナンスもされている

さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました。GW期間に入るため、次回の配信は翌々週の5/11(月)を予定しています。今後ともご愛読のほど、よろしくお願いいたします!
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株式会社Mavericksは2023年、世界に先駆けてリアルタイム動画生成AIサービス「🐬NoLang」をリリースし、現在15万超のユーザーを抱えるまでに成長してきました。法人向けの展開も行い、法人プランのユーザー数は60社を突破しています。また、大手企業との協業や独自開発案件にも着手しており、唯一性の高い価値創出が加速しています。
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